EXHIBITION

5.29 fri - 6.7 sun

水野健一郎 Solo Exhibition 2026

「Artistic Imaginatlon」

- Artistic Imaginatlon -

「知っている」「見たことがある」という安心感(あるいは共感)と「知らない」「見たことがない」という不安感(あるいは脅威)。芸術的感興はそんな既視感と未視感の狭間に存在する。それを僕は"超時空感"と名づけ、30年近く創作のテーマとしてきた(2014年までは「既視感と未視感の狭間に揺れるロマンチシズム」と言っていた)。 そして昨年たまたま使ってみたAIが生成した画像がまさに僕が求めている超時空感そのものであったことをきっかけに、本展覧会の方向性が決定した。 このテーマにおいて作品が絵である必要はないのではないか、むしろ絵が邪魔をしているのではないかという思いが年々強くなっていたことも大きい。絵が喚起する既視感や未視感はその作風の持つ時代性や鑑賞者の美術体験に左右されてしまい、普遍性に欠けると感じていた。 記憶は実写である。夢も実写である。 超時空感を実写で表現できるのであれば、例えこれが一時的な酔狂であったとしても、無視はできない。 そして、絵画表現の奥に隠れている僕の芸術性(イマジネーション)の正体をこの目で確認したい。

2026年3月11日/水野健一郎

- 水野健一郎(Kenichiro Mizuno)-

アーティスト。1967年岐阜県生まれ。東京都在住。鳥取大学工学部社会開発システム工学科中退。バンタンデザイン研究所キャリアスクール修了。セツ・モードセミナー卒業。既視感と未視感の狭間に存在する“超時空感”を求めて、潜在的に刷り込まれたTVアニメからの影響を脳内で再構築し、多様な手法でアウトプット。その一方で、“クラムジング”及び“脱記号的描画法”と名付けた手法によって“表現のキワ”を追究する。近年“超時空感”と“表現のキワ”は融合する傾向にある。「得体」、「擬似マウンテン」キュレーション。2019年マイファイ絵画実験室開講。女子美術大学短期大学部准教授、東北芸術工科大学非常勤講師、京都芸術大学特別講師。


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